30代のときに何となく受けた骨密度検査は、「極めて良好」でした。
だから今回の骨粗鬆症(こつそしょうしょう)検査も、正直なところ確認のつもりで受けに行ったんです。「49歳と年齢的には色々出てくるでしょ」と思いつつ食事にも気をつけてきたし、多少は自信がありました。
なのに結果は…「要精密検査」。
きっかけは、行政から届いた1通の通知
行政から骨密度検査の案内が届いたのが、始まりでした。
年齢的に、そろそろ受けておいたほうがいいかもしれない。放っておいて後から慌てるより、早めに現状を知っておきたい。そう思って、通知が来てすぐに近所の内科へ。
医院にもよりますが、予約不要でした。ちなみに受診は2026年6月。私の住んでいる地域では、料金は500円でした。
DIP法という検査は、とても簡単
骨粗しょう症検査って、どんな検査をするんだろう。
30代の頃に受けた骨密度検査は、体重計のようなものに乗ると数値が出るという仕組みでした。だから今回も同じようなものだと思っていたのですが、全然違ってました。
でも事前準備は特になく、手をレントゲンの台に置くだけです。
- 着替えなし、服はそのまま
- 痛みは当然ゼロ
私が受けたのはDIP法という検査で、手の骨を撮影して骨量を測る簡易検査です。あっという間に終了しました。

行くかどうか迷っている方がいたら、ここは安心してもらっていいと思います。身構えるような検査ではありません。
結果はその場で。先生の言葉が、途中で止まった
この検査、結果もその場で聞けました。
先生は最初、軽い調子で話を進めていました。「この年齢なら、まあ大きな問題はないでしょう」というトーンです。私もそのつもりで聞いていました。
ところが、数値を見た先生の言葉が、ふっと止まったんです。
「……あれ、ちょっと低いな」
そこから少し考え込んで、こう続けました。
「まあ大丈夫だとは思うけど……うーんとね、えー、ん-……、やっぱり、精密検査を受けておきましょうか」
数値は、要精密検査域に「わずかに」食い込んでいた
渡された結果には、こう書かれていました。
- YAM:76.8%
- 判定:要精密検査域
YAMというのは、若い世代の平均値を100としたときに自分がどのあたりにいるかを示す数字です。私の76.8%は、要精密検査域とされる範囲に、ほんのわずかに食い込んでしまった位置でした。
ちなみに、YAM80%未満からが、要精密検査域です。
ぎりぎりセーフではなく、ぎりぎりアウト。そういう数字です。
気をつけていたのに。年齢って手強い
正直ショックでした。
30代のときは極めて良好。食事にも気を配ってきた。調理師免許も持ってますしね。だからこそ、この結果は予想していませんでした。
気をつけていれば防げるものだと、どこかで思っていたんだと思います。でも、そうではなかった。
年齢って手強いな。
そのとき頭に浮かんだのは、この一言でした。悔しさとも違う、静かに納得させられるような感覚です。自分の努力が足りなかったというより、努力ではどうにもならない変化が始まっている——そういうことなんだろうと。
これから受ける方へ、伝えたいこと
もし今、区や市から骨密度検査の通知が届いて、机の上に置いたままになっている方がいたら。
受けたほうが、いいです。
検査自体は数分で終わります。痛くもないし、お住まいになっている行政の補助にもよりますが、お金もほとんどかかりません。そして、自分がどのあたりにいるのかが分かります。
私は「良好だったころの記憶」を根拠に、なんとなく大丈夫だと思い込んでいました。実際は違いました。思い込みを更新できただけでも、受けた意味があったと思っています。
次回は、紹介状を持って大きい病院に行った話です。骨粗しょう症の精密検査って、どんな検査なんですかねえ。
(次回へ続く)


コメント